Titan Chaser ウクライナクリエイターによる意欲作

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※画像はマイニンテンドーストアより引用

世界が注目するウクライナ動向。
そんなウクライナをクリエイターとその作品からご紹介します。
今回ご紹介するのはSwitchなどで販売されているインディーズゲーム「Titan Chaser(タイタン・チェイサー)」です。

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Titan Chaser(タイタン・チェイサー)とは

Titan Chaser JP youtube

Titan Chaserはウクライナのインディーズゲーム開発者が手がけたアドベンチャーゲームです。
霧に覆われた夜の世界で巨大生物を追いかけ、それを撃退するのではなく「光」を当てることで追い払うという独自のゲーム性が話題になっています。
夜の霧の中で巨大生物を探すスリルと幻想的な世界観が特徴です。
毎晩現れる巨大生物を追い求めるところにロマンさえ感じる独自性の高い作品です。
「Titan Chaser = 巨大を追うもの」というタイトルも
個人的にはインディーズ映画に通じるような独自の作家性を感じるインディーズゲームが好きでこのTitan Chaserにも強く惹かれました。

さまざまなゲームユーザーの中でも話題になっておりYouTubeには多数のプレイ動画もあがっています。

巨大生物を光で誘導するめちゃめちゃ雰囲気の良いアドベンチャー #1 【Titan Chaser】
【Titan Chaser】プロモーションムービーでこの世界観に惚れた初見プレイ【ゆっくり実況】
I Stood Right Next to The BIGGEST TITAN in the Game and I Regret Nothing – Titan Chaser
豚猫の夜のドライブ Titan Chaser その3(Early access)

コロナ禍のロックダウンの中で生まれた作品

Titan Chaserは実はコロナ禍のロックダウンの中で生まれた作品です。
元々インディーズゲームの開発者をしていたStas Shostakさんは、Titan Chaserまでに4本のゲームを発表されてきたそうですが、どれも成功と言える結果はつかめなかったそうです。
そのためゲーム開発から遠ざかっていて、音楽PVの制作などへ仕事を移していたそうです。
しかし、コロナが世界中で蔓延したことでPVを作るミュージシャンがいなくなり、それをきっかけに改めてゲーム開発に戻って制作されたのがこのTitan Chaserです。
当初のコンセプトは、車で音楽を聴きながらドライブするような形だったそうですが、そこに「巨大生物」という要素を追加して今のTitan Chaserのゲーム性にたどり着いたそうです。
コロナがなければ生まれていなかった作品というのが印象的です。

巨大生物誘導ドライブゲーム『Titan Chaser』―『ワンダと巨像』からも影響された作品は、当初ドライブしながら音楽が聞けるだけだった【開発者インタビュー】
https://www.gamespark.jp/article/2021/02/28/106462.html

名作「ワンダと巨像」の影響

Titan Chaserはプレイステーションの名作ゲーム「ワンダと巨像」に影響を受けています。
ワンダと巨像も独自の世界観を構築していて、静寂の中で巨像と戦うというギャップにインパクトがあります。
少ないヒントの中巨像を探し回り、その弱点を見つけていくところもTitan Chaserに通じるものがあります。

ワンダと巨像とは
PS2にて発売され、その後はPS4でもリメイク版が発売された作品。
主人公ワンダを操作してゲーム世界に点在する「巨像」を倒すことを目的としたゲーム。
キャラクターのレベルアップなどの概念がなく、巨像ごとに倒す方法を模索するなどアクションパズルのような要素も持っています。
多数のクリエイターに影響を与えた作品でフォロワー的な作品も多く存在します。

『ワンダと巨像』絶賛御礼トレーラー
超わかる!ワンダと巨像

強大な相手にどう挑む!? 『ワンダと巨像』の独創的な巨像戦を解説!
https://blog.ja.playstation.com/2018/01/29/20180129-wander/

ワンダと巨像を手がけられたクリエイターの上田文人さんは「ICO」「人喰いの大鷲トリコ」といった名作も手がけられています。

【観る】ICO / イコ
『人喰いの大鷲トリコ』紹介映像

ウクライナのクリエイターの現状

Titan Chaserを開発されたStas ShostakさんはTwitterでも作品の情報発信をされていますが、今そのタイムラインはウクライナの現状で埋め尽くされています。
クリエイターが作品よりも戦争に向かい合わないといけないという現実にショックを受けます。
作品を通すことでウクライナをより身近に感じています。
この現実が早く好転することを望まずにはいられません。

x.com

Titan Chaserが発する作家性とインディーズゲームの世界

クリエイターが個人や少人数で、その思いを大事に作品を作っていけるのがインディーズゲームの一番の魅力だと感じています。
Titan Chaserにもそんな一人のクリエイターの深い作家性を感じます。
ウクライナのクリエイターが作ったゲームということで作品からもこれからの平和を願わずにはいられません。
Switchのダウンロードストアでは「500円」という安価で販売されています。
ウクライナのクリエイターへのサポートということでもぜひ手にとっていただけたらと思っています。

Titan Chaser (Switchストア)
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000048279.html

Switchのインディーズゲームの魅力についてはこちらをどうぞ!


https://media-bu.com/switch-indies/

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