世の中で盛り上がっているけど、「いまさら聞けない」そんな話題ってありませんか?
ここではそんな流行のモノや人をわかりやすく解説します。
「いまさら聞けない」と悩んでいる、そんなあなたにお送りします。
今回は急速に盛り上がるバズワード「メタバース」についてです。
概念を知ることで世の中の動向がわかりやすくキャッチできるようになると思います。
メタバースとは
「メタバース」は実は造語です。
メタ(卓越した、高次の) + ユニバース(宇宙) = メタバース
二つの言葉が組み合わせてできたのが「メタバース」です。
SF作家のニール・スティーヴンが1992年に発表した小説「スノウ・クラッシュ」に登場する仮想空間サービスの名称が語源です。
メタバースとSF小説「スノウ・クラッシュ」がIT業界創業者、著名人に与えた影響メモ
https://note.com/metaxrjp/n/n2debab7aac12#YlE2L
メタバースは現在進行形で進化している概念であり、定義についてもさまざまなものがあります。
まだ定義が確定していないというのが実際です。
あちこちで定義やこれからについて議論が白熱しています。
一般に「メタバース」に当てはまるとされている定義
ただ定義が明確でないとはいえ、固まりつつある共通認識はあります。
以下の3つのポイントが定義のポイントとして上げられることが多いです。
2、ユーザーの手により想像、拡張される空間
3、クリエイターエコノミー(経済圏)
また、経済的な要素を抜いて下記のような定義で表される場合もあります。
2、仮想現実であること
3、コミュニケーションが取れること
経済圏が含まれるかどうかは人によってそれぞれですが、経済圏の話をいれて語られることが多いです。
2000年代後半ごろのセカンドライフブームと比較されることが多いですが、
現在との違いはテクノロジーの進化と言われることが多いです。
特にブロックチェーン技術はメタバースとは密接であり、NFT (ノンファンジブルトークン = 非代替性トークン)を用いたデジタルコンテンツの売買などが盛んに行われているなどの新しい特徴があります。
わかりやすいおすすめのメタバース講座や記事など
動画サイトなどで紹介されている講座からメタバースをしるのも1つの方法です。
わかりやすく解説されている動画から全体像をつかむのもおすすめです。
SNSゲームで知られるグリーは現在はメタバース関連の事業も手がけていて、その関係者がわかりやすくメタバースを解説しています。
DMM.com x 日テレ
メタバースとは何なのか?
ゲーム、ソーシャルメディア、VR/AR、ブロックチェーンの交差点
そしてインターネットの未来
https://vimeo.com/649476808/aefbc5aca2
全体像が丁寧にまとめられた記事はこちら!
今更聞けないメタバース
https://thebridge.jp/2021/10/its-all-about-metaverse
メタバースと合わせて語られやすい「NFT」についてはこちらの記事がわかりやすいです。
NFTって何?どんなことができるの?
https://sogyotecho.jp/non-fungible-token/
実際にビジネスとしてメタバースに挑戦される登壇者による講座はとても勉強になります。
メタバース経済! デジタル世界で稼ぐ方法(動画)
https://vimeo.com/649458338/1eae1b5000
セカンドライフは現在も継続中
ちなみにですが、セカンドライフはサービス、企業として継続しており、6億ドルの経済規模を実現しています。
セカンドライフについて語る動画もYouTubeなどで増えてきています。
2022年現在のセカンドライフの始め方はこちら
セカンドライフのマナーについても勉強しましょう
今「メタバース」として語られているものは「セカンドライフ」で既に行われているものが多く、歴史から学ぶという意味で「セカンドライフ」を改めて振り返るということも有効な方法だとも感じます。
2021年版【セカンドライフの現在】やったらいろいろなことがわかった!《メタバースのススメ》
https://www.virtual-saisai.com/secondlife
Second Lifeに再来したメタバースの波:改良を重ねる(3)
https://thebridge.jp/2021/09/the-deanbeat-will-the-metaverse-bring-the-second-coming-of-second-life-the-third-part
メタバースを理解するオススメの書籍
メタバースを理解するために書籍から入るのも1つの良い方法です。
書籍からは全体像をわかりやすくすることができるので、ネットの情報を見て理解ができない方はぜひ手にとってみてください。
おすすめの書籍も紹介させていただきます。
メタバースとは何か~ネット上の「もう一つの世界」~ (光文社新書)
GAFAMそれぞれの立ち位置からのメタバースへの取り組みなど大枠の動きをわかりやすく理解することができます。
またメタバースの概念的なところ、既存サービスをどう捉えるかについても示唆に富んでいます。
全体像がつかみやすくとてもわかりやすい良書です。
メタバースのことをまずは自分なりに理解したい方にはかなりおすすめの書籍です。
メタバース 完全初心者への徹底解説: 2021年 仮想世界を巡る百花繚乱時代
メタバース関連のサービスの個々の紹介に関してはこちらがまとまっています。
メタバースの注目サービスのことを一覧でき、そこから掘り下げて理解するなどの活用ができます。
各サービスのポイントがまとめられた良書です。
メタバース上のビジネスモデルについて
メタバース上でもビジネスモデルの理解はとても大事です。
現実世界でのビジネスと同様に収益性を考えたビジネスモデルを構築していくことが重要になってきます。
下記の記事ではそのメタバースのビジネスモデルがわかりやすくまとまっています。
メタバースのビジネスモデル
https://note.com/yktk68/n/nba03520f21d9
メタバース業界の動向を理解するために必要なキーワード 『NFT』について
メタバース業界の動向を理解するのに必要なキーワードに『NFT』があります。
ここではメタバースを理解できるために必要なNFTの知識を少しだけご紹介します。
NFTは非代替性トークン(non-fungible token)の略でブロックチェーン上に記録される代替不可能なデータ単位を示します。
代替不可能ということからデジタルデータの価値が高まり(それしかないという証明、数が限られる)、『資産価値』が生まれるという状況になってきています。
NFTは大きな市場を持ち、そこがメタバースと組み合わさせれることで(メタバース上でのデジタルデータの売買など)大きなビジネスチャンスにつながっていくと言われています。
NFTとは何かをマンガでもわかりやすく解説、なぜデジタルデータに数億円の価値が付くのか?
https://www.sbbit.jp/article/fj/60992
メタバースの定義は現在進行形で進化中
メタバースの定義は現在進行形で進化中です。
ここの書いた定義も今後新しい技術やサービスが出てくると変わってくる可能性もあります。
メタバースはまだ始まったばかりです。
定義に縛られずに柔軟な視点で見ていくことが大事に感じます。
そちらをお忘れにならずに今後のメタバースの動向へ注目していっていただけたらと思っています。
この記事がみなさんの理解の一助になれば幸いです。
NFT関連の注目企業「アニモカ・ブランズ」についてはこちらでまとめています!
https://media-bu.com/animoca-brands/
https://media-bu.com/animoca-brands/