ゲーム音楽には本当にたくさんの名曲が存在しています。
ゲームタイトルと共にその音楽にも根強いファンが存在し、長きに渡って愛され続けています。
今回はそんなゲーム音楽の世界から、名作ゲームである「クロノ・トリガー」、「クロノ・クロス」を手掛ける作曲家の光田康典さんをご紹介します。
光田康典(みつだやすのり)さんとは
光田康典さんは日本の作曲家、編曲家です。
主にゲームミュージックを手がけ、他にもアニメやテレビの音楽なども手がけられています。
代表作は平成史に残る名作ゲーム「クロノ・トリガー」「クロノ・クロス」、「ゼノギアス」、「ゼノブレイドシリーズ」など。
以前はスクウェア(現スクウェア・エニックス)に勤められていました。
光田さんの楽曲はメロディが本当に魅力的で、ゲームプレイの感動の記憶と共に心に深く刻まれている方も多いと思います。
生音にこだわったアレンジも得意とされています。
代表作のゲームとそのゲーム音楽について
光田康典さんが音楽を手掛けるゲームとその音楽についてご紹介しています。
クロノ・トリガー
ゲームファンの中ではもはや伝説と言われているRPGタイトルです。
「ファイナルファンタジーシリーズ」を手がけた坂口博信さんがプロデューサーを手がけ、「ドラゴンクエスト」を手がけた堀井雄二さんがストーリー原案、そして「ドラゴンボール」、「ドラゴンクエスト」で知られる鳥山明さんがキャラクターデザインを手掛けるというまさに文字通りの「ドリームプロジェクト」として開発されました。
タイムトラベルを基調としたストーリーにファンタジーの要素を織り混ぜた独特の世界観を構築しています。
人気ゲーム誌の週刊ファミ通の中で行われた「平成のゲーム最高の1本」では堂々の第1位。
数々の最新ゲームや人気ゲームを押さえての1位ということには相当な意味があると感じます。
リメイクを要望されるタイトルとしても常に名前があがります。
“平成のゲーム 最高の1本”7100人以上が選んだ1~10位を発表!
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現在はスマートフォンやSTEAM(PCゲームプラットフォーム)でも手軽に遊ぶことができます。
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クロノ・クロス
クロノ・トリガーの続編にあたる作品です。
前作のクロノ・トリガーのような大物クリエイターによるドリーム・プロジェクトではないものの、前作と共通のスタッフが多く関わっています。
クロノ・トリガーが「タイムトラベル」を軸にしていましたが、今作では「パラレルワールド」が軸になっています。
2つの世界を行き来しながら進めていく壮大な物語には今でも多くの根強いファンがいます。
2022年にはリマスター版がPS4やNintendo Switchでも発売ということで新たな盛り上がりを見せています。
キャラクターデザインは鳥山明さんではないですが、音楽を聴くと「クロノ・トリガー」の続編であるということが強く意識されると思います。
大作の解説動画もご紹介しておきます。
【前編】
【中編】
【後編】
ゼノギアス
スクウェア(現スクウェア・エニックス)の名作ゲームとして今でも多方面から名前があがる「ゼノギアス」。
海外も含めたゲームファンの中では根強い人気があり、定期的にリメイクの「噂」が上がる伝説のゲームです。
元々は「ファイナルファンタジー7」の原案として提案されたものの、「ファイナルファンタジーシリーズとしては難解すぎる」という理由で別タイトルにとして開発することになったという逸話があります。
人間が乗り込んで操作する戦闘ロボットが登場するSF作品で、1万年に渡る謎が謎を呼ぶ濃厚なストーリーに圧倒されるファンが続出しました。
リメイク版が出ない理由としては、開発チームがスクウェアから独立してしまったことが1つの理由としてあげれています。
独立したチームは「モノリスソフト」という制作会社を興していて、現在は任天堂の傘下として人気シリーズ「ゼノブレイドシリーズ」などを手がけています。
「モノリスソフト」は世界最高峰のオープンワールドゲームとして知られる「ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド」の開発も手がけていたりと実は多くの名作ゲームを支えているクリエイター集団です。
「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」もゼノギアスチームが開発に関わっています。
ゼノブレイドシリーズ
※光田康典さんはゼノブレイドシリーズ全ての楽曲でなく、ゼノブレイド1の一部楽曲と2、3の楽曲を手がけています。
ゼノブレイドシリーズは任天堂とその傘下の「モノリスソフト」(ゼノギアスの元開発チーム)が手がけるオープンワールドRPG。
任天堂のゲーム機Wii(ウィー)で第1作が発売され、現在ではNintendo Switchなどで展開されています。
巨大な神の骸(むくろ)の上に出来あがった世界で繰り広げられる壮大な物語。
魅力的なキャラクターも人気です。
ゼノブレイドシリーズで培ったオープンワールドRPGの技術は任天堂が手がける「ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド」へも活かされているそうです。
社長が訊く『ゼノブレイド』
https://www.nintendo.co.jp/wii/interview/sx4j/vol1/index.html
光田康典さんが手がける名曲の数々
光田康典さんが手がける名作の数々をご紹介します。
ゲームの周年イベントではオーケストラでの演奏会なども行われていたりします。
メロディが壮大な楽曲が多くオーケストラとの相性はぴったりだと感じます。
生音や民族音楽などを活用したアレンジも多くお仕事や勉強のBGMにも最適だと感じます。
【作業用BGM】光田康典氏のゲーム楽曲を紹介する動画 (前編)
人気シンガーの清水翔太さんはクロノ・トリガーのメロディをつかってオリジナル楽曲も発表されていたりします。
光田康典さんの楽曲は聴くとゲームの名場面が思い浮かぶような名曲が多いです。
近年ではクロノ・トリガー、クロノ・クロスのアレンジアルバムも発売されています。
そちらもおすすめです。
音楽ストリーミングサービスでも聴くことができます。
ゲーム音楽は名曲の宝庫
光田康典さんのゲーム音楽の数々をゲームタイトルと共にご紹介してみました。
光田康典さんの楽曲には名曲が多いです。
ゲームタイトルと作曲家両方の情報を知ることでより深く楽しめるのがゲーム音楽の魅力の1つだとも思います。
またボーカルが入っていないインストの楽曲が多く、仕事や勉強のBGMとしても最適だと思います。
思い入れが強すぎるゲームですと聴いているだけで感極まってしまうことも多いと思います。
そちらに注意しながらぜひ日常のBGMとしてもお聴きください!
音楽にも注目があつまる人気ゲーム「SKY 星を紡ぐ子どもたち」はこちらでまとめています!
https://media-bu.com/sky/
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