マシュメロ(Marshemello)というアーティストをご存知でしょうか?
有名アーティストのリミックスで注目されたところから世界的なヒット曲を連発し、一躍トップアーティストにのし上がった覆面DJ プロデューサーのことです。
楽曲は本当にキャッチーでさまざまな方面で話題になっています。
今回はそんな謎多きマシュメロについてご紹介します。
マシュメロとは?
マシュメロは2016年にデビューした音楽プロデューサー&DJです。
多数のヒット曲を持ち、EDM(Electric Dance Music)ブームにのって、2018年には43億円を稼ぎ、Forbesによる「2019年に世界で最も稼いだDJランキング」では2位を獲得するなどの躍進を遂げます。
楽曲は単独でリリースするものもありますが、ボーカル曲に関しては毎回コラボレーション相手を変えるのが特徴です。
これまでもさまざまな有名アーティストとのコラボレーションを実現しています。
「マシュメロ」の名前の通りマシュマロに顔がついたお面をかぶっており、当初は正体を秘密にしていましたが、現在は明らかにしているようです。
夏場にあの被り物では大変ですよね、、
メタバースプラットフォームとも言われるFortniteでのLiveも実現しています。
数々の世界的なヒット曲たち
マシュメロはさまざまなコラボレーションを行ったヒット曲を多数持っています。
Happier
イギリスのバンド Bastille(バスティル)によるコラボ楽曲です。
せつないメロディと力強いサビのシンセリフが印象的な楽曲です。
Bastilleの人気曲「Pompeii」です。
インディーズ・ロックと言ってよいほど独特の音楽性を持つバンドです。
ダンスミュージックもルーツの1つに感じます。
BastilleのBack To The Futureもかっこいい楽曲です。
Here with Me Feat. CHVRCHES
こちらもイギリスのインディーズ・ロックバンド CHVRCHES(チャーチズ)とのコラボ楽曲です。
想い人への感情を歌った切ない楽曲です。
CHVRCHESはダンスポップの系譜も受け継ぐ独特な音楽性を持ちます。
代表曲「The Mother We Share」は80’sテイストの軽快なサウンドが耳に残ります。
Silence Feat. Khalid
アメリカ出身の人気R&Dシンガー Khalid(カリード)とのコラボ曲です。
Khalidではオリジナルでは哀愁の漂うR&D楽曲が多いです。
まさに夜の似合うR&Dシンガーです。
またKhalidとイギリス出身の著名な音楽プロデューサーデュオ Disclosure(ディスクロージャー)とのコラボ楽曲もおすすめです。
Wolves
世界的に活躍する女性シンガー Selena Gomez (セレーナ・ゴメス)ともコラボレーションを実現しています。
最近のダンスミュージックの傾向ですが、「せつないメロディ」と「ビート」が合わさる感じるものが多いですね。
日本でもこの手のジャンルに人気が出ている理由でもあると感じます。
Selena Gomezはオリジナルではバラードも歌いこなします。
美しい声がマッチした名曲です。
またSelena Gomezはダンスミュージックの人気音楽プロデューサーのZedd(ゼッド)ともコラボレーションを行っています。
こちらの楽曲も大ヒットしていますのでお聞きになった方も多いかと思います。
マシュメロはそのジョークのような見た目に反して楽曲は本当に良い曲が多いです。
さまざまなところで耳にされているかと思います。
キャラ作りも大事。そして楽曲はもっと大事。
日本の新しいアーティストでも特に顕著ですが、アーティスト名であったりビジュアルであったり、印象を残すためにさまざまな工夫をしています。
このマシュメロに関してもマシュマロの被り物と名前などでインパクトを作るところからスタートしています。
しかし、こちらで紹介したように『楽曲』がそれ以上のクオリティを誇っていて、楽曲から価値を認められるようになったということは意味が大きいと思います。
これからのアーティストに求められることを自ら実践しているその姿勢から多くのことも学ぶことができるかと思います。
素晴らしい楽曲の数々を聴きながらマシュメロの戦略についてもぜひ思いを巡らしていただけたらと思います。
マシュメロ、お勧めします!
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