盛り上がりを見せるNFT,メタバース業界。
今回はその中で着実な広がりを見せ、注目を集める企業「アニモカ・ブランズ(Animoca Brands)」をご紹介します。
アニモカ・ブランズ(Animoca Brands)
アニモカ・ブランズとは香港を拠点としたゲーム開発を1つの軸とした企業です。
2018年にはメタバースプラットフォームとして話題の「The Sandbox」の運営会社Pixowlを買収しています。
多数の注目のメタバース、NFT関連の企業に投資をしていることでも注目を集めています。
2022年2月には日本における戦略子会社としてAnimoca Brands KKを立ち上げています。
日本の知財・IPホルダーの世界進出をサポートすることを銘打っています。
Animoca Brandsが関連するサービス、企業など(Official Siteより)
Animoca Brandsとは?ブロックチェーンゲームに積極的な進出を行う香港のゲーム開発会社
https://hinemoto1231.com/dapps/animoca-brands
香港の Web3.0 企業「Animoca Brands」、日本に戦略的子会社設立シードラウンドで約 11 億円調達
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000093690.html
アニモカ・ブランズ KK (日本子会社) Official cite
https://www.animocabrands.co.jp/
アニモカ・ブランズの創業者「ヤット・シウ」についての貴重な記事がForbesにより掲載されています。
アニモカ・ブランズがNFTに投資するきっかけについても触れられています。
NFTブームで急成長、「アニモカ」創業者の波乱に満ちた人生
https://forbesjapan.com/articles/detail/46007
YouTubeではインタビュー動画も公開されています。
アニモカ・ブランズが出資するメタバース・NFT企業やサービス
アニモカ・ブランズが出資するメタバース・NFT関連の企業やサービスの一部をご紹介します。
さまざまな注目を集めるNFT、ブロックチェーンサービスに先行して投資を行なっている審美眼には本当に驚くものがあります。
これからの時代に可能性がある・求められるところを先取りしている感があります。
MetaMask
ブロックチェーン・プラットフォームの1つイーサリアム系のブロックチェーンやNFTを一括管理できるウォレットソフトウェア(ウォレット = 暗号通貨取引のための公開鍵または秘密鍵を格納するデバイス)
MetaMask Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/MetaMask
OpenSea
OpenSeaはNFTの世界大手オープンマーケットプレイスです。
2021年には流通総額が3600億円を超えるなどの盛り上がりを見せています。
NFT界隈の要注目サービスです。
OpenSea Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/OpenSea
OpenSea(オープンシー)とは?始め方・使い方とガス代・NFTの出品方法を解説
https://fisco.jp/media/opensea-about/
Axie Infinity
Axie Infinityはベトナムの開発会社SkyMavisによってリリースされたブロックチェーンゲームです。
ゲームの中では仮想生物「アクシー」を育成、繁殖させることができます。
「アクシー」自体が独自の外見と固有の特性をもったNFTコンテンツとなっています。
フィリピンなどの一部の国ではコロナ禍にゲームの中で生活費を稼ぐなどの現象も起こり話題になりました。
Axie Infinity
https://ja.wikipedia.org/wiki/Axie_Infinity
こちらの記事に詳しくまとめられています。
アクシーインフィニティ(Axie Infinity)とは?稼ぐ方法や今後の見通し・初期費用を解説!
https://www.fisco.co.jp/media/crypto/axieinfinity-about/
NFTゲームが生活を支える──コロナで傷むフィリピン経済の背骨
https://www.coindeskjapan.com/77546/
CryptoKitties
CryptoKittiesはさまざまな種類の仮想猫を購入、販売、収集、繁殖できるオンラインゲーム。
NFTをサポートしていてゲーム内で育成した猫を他のプラットフォームと連動させることも可能です。
CryptoKitties(クリプトキティーズ)とは?特徴や始め方・稼ぎ方を徹底解説
https://www.fisco.co.jp/media/crypto/cryptokitties-about/
CryptoKittiesを日本語で紹介している動画は少なく、下記は字幕がついているものです。
(字幕が有効にならない場合はYouTubeの設定をご確認ください)
Atari
Atariは老舗のゲーム会社。
Atariが販売していたゲーム機は任天堂がファミコンを生み出すためのヒントになったとも言われています。
アニモカ・ブランズはそんなAtariとのパートナーシップを結び、有名ゲームのNFTバージョンなどを開発・展開する権利を取得しています。
Atariの過去を解説した記事です。
1本のクソゲーが黎明期のゲーム市場を崩壊?アタリショックという名の都市伝説とは
https://persol-tech-s.co.jp/corporate/security/article.html?id=15
Animoca Brands:Atari製人気ゲームの「ブロックチェーン版」開発へ|NFTなども発行
https://bittimes.net/news/88281.html
Veloce(ヴェローチェ)
VeloceはeSportsのゲーミングチームです。
アニモカ・ブランズはIPO(株式公開)前の投資を行なっています。
VELOCE PARTNERS WITH NFT AND BLOCKCHAIN GAMING CONGLOMERATE ANIMOCA BRANDS
https://www.veloce.gg/news/veloce-partners-with-nft-and-blockchain-gaming-conglomerate-animoca-brands
こうしてそれぞれの投資企業を並べるだけでも、アニモカ・ブランズが相当な話題性のあるサービスに投資していることがわかると思います。
The Sandbox
アニモカ・ブランズが投資している中でも特に注目が集まっているのが「The Sandbox」です。
メタバース、NFTプラットフォームとしてさまざまな方面での注目を集め、多彩な企業とのコラボレーションも進んでいます。
イーサリアムのブロックチェーン技術を基盤としています。
ユーザーはLANDと呼ばれる仮想空間内の土地を購入することで、そこでオリジナルのゲームやアイテム、キャラクター、サービスを展開することができます。
人気ゲームマインクラフトのようなデフォルメされたキャラクターが特徴です。
日本のゲーム企業スクウェア・エニックスが投資していることでも知られています。
日本からはSHIBUYA 109やエイベックスなどがLANDを購入して自らの出店を図っています。
The Sandboxに関しては下記の記事によくまとめられています。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)とは?話題のブロックチェーンゲームの始め方や覚えておきたい用語を解説
https://coincheck.com/ja/article/457
SHIBUYA109がメタバース・NFT事業に本格参入、「The Sandbox」に専用の土地開設
https://webtan.impress.co.jp/n/2022/03/04/42437
ブロックチェーンゲーム「The Sandbox」に「エイベックスランド(仮称)」を構想
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000083684.html
こちらの動画でThe Sandboxの共同創設者のインタビューが紹介されています。
アニモカ・ブランズから注目するNFT、ブロックチェーンの今後
ここではアニモカ・ブランズについてと、その出資サービス、企業についてご紹介させていただきました。
こうして投資先の一部を見ただけでもアニモカ・ブランズがNFT、ブロックチェーン界隈で注目の企業であることがわかると思います。
今後の業界トレンドがどういう方向を向いていくのか、世界での展開がどうなっていうのかをアニモカ・ブランズを通して知ることができそうです。
これからもアニモカ・ブランズの動向には要注目だと思います。
K-POPとメタバースの新しい可能性についてはこちら!
https://media-bu.com/kpop-metaverse/
コメント