※画像はAmazon.co.jpより引用
アーティストの新しい魅力を引き出すカバー曲っていいですよね。
原曲とはまた違った良さを引き出すそんなカバー曲。
いろんなスタイルのカバー曲があると思いますが、最近思うのは「歌がうまい人のカバーはやっぱりいい」です。
今回は「歌うまカバー」の視点でアーティスト Crystal Kay(クリスタル ケイ)をご紹介したいと思います。
13歳でデビュー。すでに芸歴20年以上
Crystal Kayはアフリカ系アメリカ人の父と韓国系の母を持つインターナショナルなシンガーで、1999年に13歳でCMソング「Eternal Memories」でデビューしています。
その後はR&Dジャンルのシンガーとしてさまざまなアーティストとのコラボもこなしながら人気を博しています。
ささやくようで、しかも力強い歌声は多くのファンを魅了しています。
【代表曲】 恋に落ちたら
ドラマの主題歌として大ヒットを記録しました。
Boyfriend – PartⅡ –
ファン投票で一位常連の楽曲です。
この曲自体も実は原曲がバラードのリメイクバージョンです。
【原曲】Boyfriend
Boyfriend PartⅡの原曲のバラードです。
歌うまカバーの数々
圧倒的な歌唱力でミュージカルでも活躍するCrystal Kayには高クオリティなカバー曲が多数あります。
1曲目はOfficial 髭男dismの「I love…」です。
原曲はアップテンポな楽曲なのですが、それを見事にバラードに昇華しています。
このカバーはたまたまSpotifyのおすすめで知ったのですが、個人的に相当はまってしまってしばらく聴き続けていました。
単にカバーしただけでなく、まるでオリジナル曲のように歌いこなしているところからもシンガーの歌力を感じます。
原曲は元気なテイストです。
ライブで大きく盛り上がりそうな楽曲です。
2曲目はレミオロメンの「3月9日」です。
レミオロメンのこの曲は卒業式シーズンになると必ずかかると言っていいほど高い人気を誇っています。
そのカバーがこちら。
原曲の良さを活かしながら、こちらもしっかりと自分の歌として歌いこなしています。
歌がうまいからカバーがうまいとは限らないのですが、意外な選曲が功を奏しているようにも感じます。
こちらも意外なカバーです。
原曲思いつくでしょうか?
原曲はSPEEDの「STEADY」でした。
Crystal KayのSPEEDのカバーはトリビュート企画で実現したようです。
SPEED、初トリビュート盤の収録内容発表 氣志團、LiSAらの歌唱曲が明らかに
https://realsound.jp/2021/10/post-878591.html
最後はEXILEのバラードの人気曲「ただ逢いたくて…」です。
原曲のせつなさが増している良カバーです。
原曲も男声ボーカルによる胸を締め付けるような名曲です。
他にもスピッツ「楓」を艶やかなエレクトリックバージョンでカバーしていたりもしていて、Crystal Kayのポテンシャルの高さを感じます。
歌がうまい人のカバーはやっぱりいい
カバーの良さは歌のうまさだけではないですが、やっぱり歌がうまい人のカバーはいいですよね。
原曲に対するリスペクトを込めてまるでオリジナル曲のように歌いこなすにはかなりの力量を要すると感じます。
そんな視点でもカバー曲を楽しんでいただけたらと思います。
Crystal Kayはオリジナル曲も良曲が多いですのでぜひサブスクリプションサービスなどで聞いてみていただけたらと思っています。
Crystal Kayのカバーアルバム「I SING」のSpotifyリンクも貼っておきます。
良カバー揃いのアルバムです!
話題のシンガー藤井風についてはこちらでまとめています。
https://media-bu.com/fujii-kaze/