※画像はAmazon.co.jpより引用
新しいテクノロジーが生まれるときに「SF作品」がそのきっかけになっていることが実は多かったりします。
SF作品で提唱された概念やイメージを元にテクノロジーが開発されたりとそんなことが起こったりしています。
ここでは最近注目されているキーワード「メタバース」をSF作品からわかりやすく解説していきたいと思います。
メタバースの概要についてはこちらの記事にわかりやすくまとめています。
未読の方がいましたら先にこちらをご覧ください!
メタバースの世界をイメージできる作品について
メタバースが実現する世界をイメージできるSF作品をこちらでご紹介します。
SF作品から入ることでよりわかりやすくメタバースが実現する世界をイメージできると思います。
【作品1】 レディ・プレイヤー 1
【レディ・プレイヤー1をわかりやすく開設した記事】
人生で一番好きな映画『レディ・プレイヤー1』が金曜ロードショーで放送されるので果てしなく褒め称える。
https://note.com/iwhododo/n/n36364d91931f
映像を見ていただくとわかるように、レディ・プレイヤー 1の世界では「オアシス」と呼ばれる高度なデジタル空間が実現し、世界中からたくさんの人がアクセスして思い思いの時間を過ごしています。
テクノロジー的な視点で見ると、VRゴーグルやハプティクス(触覚)スーツを使用しているところなどが印象的です。
ソードアート・オンラインのような脳に直接つなぐというスタイルではなく、あくまでデバイスを通してデジタル空間とつながっている点が特徴です。
原作が80年代カルチャーへのオマージュということでさまざまなIPのキャラクターなどが登場します。
レディ・プレイヤー 1の世界を実現できるかどうかをテクノロジー視点で検証したこちらの記事もおすすめです。
『レディ・プレイヤー1』のVRワールド「オアシス」は、現時点で構築するにはどのくらい難しい? ゲーム開発者視点で考えてみた
https://news.nicovideo.jp/watch/nw9719847
【作品2】 竜とそばかすの姫
人気アニメ監督である細田守氏による作品。
50億人以上が集うインターネット仮想世界〈U〉と女子高生の主人公を中心とした物語。
主人公は歌姫のベルというアバターで仮想世界〈U〉に参加し、その歌声でたちまち世界に注目される存在になっていく一方、忌み嫌われる竜の姿をした謎の存在と出会うさまが描かれています。
レディ・プレイヤー 1で描かれる海外社会とは違った、日本を舞台とした世界観が見られるのが特徴です。
竜とそばかすの姫 (Wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%9C%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%B0%E3%81%8B%E3%81%99%E3%81%AE%E5%A7%AB
『竜とそばかすの姫』はVR社会をどう描いたか? 細田守のインターネット観を考える
https://www.moguravr.com/ryu-to-sobakasu-no-hime-2/
『竜とそばかすの姫』<U>の世界を徹底解説!アバター<As>で始める第2の人生とは
https://ciatr.jp/topics/318753
【作品3】 UPLOAD 〜デジタルなあの世へようこそ〜
人間の人格を仮想世界へUPLOADする技術が生まれた世界を描いたドラマです。
人間の人格がそのままデジタルデータとして仮想世界へ送ることができるようになった世界ではどんなことが起き、どんな価値観の変化が起こるのかということを考えることができます。
他のメタバース関連のドラマとは違った独特な切り口が印象です。
デジタル世界で生きる人(データ)とリアルの人間との恋愛が成立するかというところも見どころの一つです。
Amazon Primeで見ることができます。
死後はVR世界に転送される? 話題のアマプラのドラマをレビュー
https://www.moguravr.com/upload-review/
【2021年放送中】ドラマ『アップロード』死んでも生き続ける未来を描く【Amazon Prime】
https://noji-rei.hatenablog.com/entry/upload/
ドラマ「アップロード」についてはこちらの記事でもまとめています。
他の作品でもメタバースの世界をイメージしたいという方には下記のまとめ記事がお勧めです。
【8選】メタバースがわかる映画・ドラマ・アニメを紹介
メタバース関連のドラマ、アニメをわかりやすくまとめられた記事がありますので、ぜひそちらもご覧ください。
https://abc-by.com/metaverse-movies/
SF作品にはテクノロジーのヒントがたくさん
SF作品から新しいテクノロジーのコンセプトが示されることがたくさんあります。
未来にはどんな世界がやってくるのか、そんなヒントをSF作品からたくさん得ることができると思います。
特に名作のSF作品にはたくさんのヒントが詰まっていると思いますので改めて見直してみるのもおすすめします。
【参考記事】 触れることができるホログラムも。SFエンタメの教科書にもなりつつある、
『マイノリティ・リポート』は何がすごかったのか…
https://www.cinematoday.jp/page/A0005016